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ジャパンラグビー 桜が咲く時 (82) [ラグビー]

 少し考えられさせられる記事を見つけました。ラグビーではなくサッカー、Jリーグでの出来事ですが、JFLのロッソ熊本のユニホームに焼酎の名前(高橋酒造の”白岳”)が入っているのが問題視され、J2に昇格した際には、消される事と成りそうなのだそうです。
 Jリーグの規定で、未成年向けの広告をユニフォームに付けるのは禁止されているそうです。一方、焼酎は熊本県の立派な地場産業だから認めて欲しい、とは地元の意見です。

 正直サッカーの事はどうでも良いのですが、この問題はラグビー好きの私達からしてみれば、少しお堅いと言いましょうか、全く違った文化なのだと思わせる一件です。他の国ではどうでしょうか。最も、世界のいわゆる先進国がやっていれば正しく、後進国でしている事は間違っていると言う訳ではありませんが、サッカーのプロリーグの運営では多くの経験の有るヨーロッパのサッカーチームも、同様の規制が設けられているのでしょうか。全く分かりません。

 では、ラグビーはどうでしょうか。ラグビーは日本のサッカーとは全く逆を向いていると思います。だって、イングランドのプレミアシップ・ラグビーのスポンサーはギネス(Guinness)ですし、アイルランド・スコットランド・ウェールズで構成されるセルティック・リーグのスポンサーも、マグナス社(Magners)と言うアルコール飲料製造の会社みたいです。マグナス社はなじみがないので、良く分かりませんが。
 他にも、ヨーロッパのクラブや地域チームのカップ戦はハイネケン・カップ(Heineken Cup)です。理由は知りませんが、ヨーロッパのラグビー界は主にビールと関係が深い様です。

 日本はと言うと、サントリーと言う日本を代表するアルコールの会社がリーグに参加して、サンゴリアスは堂々とサントリーモルツのロゴを胸に貼っています。日本のラグビー界も、アルコールに排他的ではない様です。
 そこで一歩進めて、ラグビーをアルコールを飲める年齢の高度な娯楽であるイメージで売り出したらどうでしょうか。酔っ払って、ピッチに乱入されては困りますが、印象としては、ヨーロッパのパブみたいな所で、ビールを片手にラグビー観戦をして、しかも乱れずが、おしゃれな大人の象徴である、の様なイメージアップ作戦を敢行出来ないものでしょうか。日本の若者のビール離れもビール会社には深刻だそうですし、アルコールを否定する子供相手の娯楽のサッカーとは、一線を画したラグビーを演出すれば、ビール会社もラグビー界も助け合えるかも知れません。


2007-11-10 00:08  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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