ラグビー トップリーグは何処へ行く? (11) [ラグビー]
イングランドのプレミアシップ・ラグビーの放送を何度か観た事が有りますが、意外に小さな競技場で行われているのには驚かされます。ラグビー発祥の地ですから、もっと何万人と集めて試合をしているのかと思いきや、大体1万5千人で満員の所でやっています。チーム名に企業名が入ってはいないみたいです。これで、採算は取れるのでしょうか。
簡単に計算してみると、12チームのホーム&アウェイだから、計22試合です。観客1人当たりの収益を2千円(チケット代、グッズ代、飲食代などから諸経費を差し引いた額)ぐらいと仮定すると、年間の粗利益は1万5千人×2千円×22試合で、6億6千万円。これにスポンサーや広告の収入、入場者以外のグッズの収入などが有るでしょう。それがいくらかは分かりません。また、支出に成るともっと分かりません。選手の給料、交通費、宿泊費、トレーニング環境にもお金が要ります。そこで広告収入と支出に関しては、勝手にJリーグの大分トリニータ(J1で1番収支が悪かったチーム)を参考にさせていただいて、広告料収入を5億円、支出を約16億円としましょう。すると、上の他に4.4億円入れば観客数1万5千人でもやっていける、と言う事でしょうか。プレミアのチームもピンきりですが、日本でも試合が観れる事、自国の注目度が高い事を考えると、広告料収入はもっと高いでかも知れません。しかし、イングランドのラグビーチームの支出に、日本のサッカーを引き合いに出すなんて、我ながら愚挙です。
余りにも大雑把な根拠に乏しい数字が挙げてしまいました。無責任過ぎますが、プレミアシップの収支の内訳は分からないし、それに本当の問題であるトップリーグのそれなんてどうせ教えてもらえないですもんね。唯、私が思っていたよりは、1万5千人は赤字の垂れ流しではなさそうです。しかしそれは私がデタラメに見積もったイングランドの話で、これがトップリーグでは多分プレミアより入場料は安いですし試合数も違います。それに、選手への支払いは仕事のお給料なのか、ラグビーの報酬なのか、区分けが出来ません。
本当にトップリーグの収支はどう成っているのでしょうか、知りたいです。これ以上は私の限界なので、気に成る方は小林深緑郎博士か村上晃一教授にでも聞いて下さい。
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