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ラグビー トップリーグは何処へ行く? (25) [ラグビー]

 前回はちょっとおバカな事なども書いてみましたが、どう考えてもラグビーの普及は地道な努力意外は無いでしょう。くだらないアイデアで良いなら他にも有りますが、一時の注目は浴びても直ぐに飽きられるのがオチで、それでは真の文化には成りえません。まあ、時には派手な演出なんかも有りかも知れませんが、基本は地味で根気強い普及活動でしょう。中々、現役選手のフトコロ具合が良くなる一気の人気獲得と言うのは出来れば良いのでしょうが、私には思い付きません。

 さて、今度は選手の引退後の生活を考えて見ましょうか。この問題がクリアすれば、完全プロ化の障壁の大きな部分が取り除かれる事と成るのではないでしょうか。完全にプロ化しても安心して引退が迎えられるなら、選手自身がプロ化を望むだろうし、プロ化したラグビーは世界に近付く切っ掛けに成るだろうと想像します。少し理想が過ぎますが。

 大体、1チームで1年に5~6人ほどの引退選手が出て来るのでしょうか。その内、引退後の行き先に困る人はどれだけ居るのでしょうか。完全にプロ化したら、そうした選手が何人出て来るのでしょうか。野球選手の再就職先を思い出してみると、

①監督、コーチ
②解説者
③焼肉屋

が相場でしょうか。ラグビーの場合、今の人気では解説者はかなり狭き門でしょう。監督、コーチの線も毎年希望者を満たすだけの、空きが出るとは限りません。プロの監督、コーチではなく、高校や大学ではどうなのでしょうか。そこでの監督、コーチの就任には特別な資格などは要らないのでしょうか。不勉強な私には分からないのですが、これでもやっぱり数に限りが有るでしょう。残るは③の焼肉屋ですか…。確かに選択肢の1つですね。
 スポンサー企業に再就職をお願いするの言うのも1つの手だと思います。これだと一定数の人数分が確保出来そうです。今でも多分、社員でありながら仕事は余りしていない選手も居るのではないでしょうか。で、引退後に本格的に仕事の勉強に取り掛かるのなら、企業の職務経験の無いプロ選手が引退後に企業に世話してもらうのと大して変わらない様な気がしますけど、実態はどうでしょうか。ちなみに有力な噂では、松尾雄治氏は新日鉄釜石時代、飽くまでアマチュア選手として仕事をさせなければ成らないので、会社の業績には全く関係の無いウナギの養殖をして時間を潰していたらしいです。

 しかし、上に書いただけでは選手は更に不安を感じるだけです。色々な手立てをもっと考え出しましょう。


2006-11-23 23:31  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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