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ジャパンラグビー 桜が咲く時 (50) [ラグビー]

 ワールドカップの出場権をかけた予選方式が変更に成るのはもう避けられないみたいですから、そう成ったら日本がやるべき事は唯一つ、より一層の選手の強化です。特に気に成るのは出場国数の削減ですが、これもほぼ確実に実行されるのでしょう。文句を言っても枠が現状維持には成らないでしょうから、その中でも勝ち抜ける力を身に付けるしか仕方有りません。

 今でも十分に選手の強化を行っていると言われる方もおられるでしょうが、私にはまだまだ出来る、やるべき事が残されていると思います。それは今まで言って来た事と重複してしまいますが、先ず直ぐに出来る事としては、

①外国籍選手の出場枠の完全撤廃
②選手の移籍の完全自由化

でしょう。これにはお金は殆ど掛かりません。書類の刷り直しと、チームやメディアへの通達に掛かる文書費等ぐらいでしょうか。
 これによってトップリーグは、今までは折角大枚をはたいて獲得したのに、枠のせいでベンチを暖める事が多かった、優秀な外国籍選手が一杯出場出来る様に成ります。その選手を相手にすれば、当然鍛えられます。それも、今までは日本代表に選ばれた一部の選手だけが、テストマッチ等でしか経験出来なかった外国籍選手のプレーを、日常の試合で体験出来るかも知れないのですから、これに優る練習方法はそう有りません。10回練習試合をするよりも、真剣勝負の実戦を1回する方が得られる物は大きいかと思われます。
 しかし、外国籍選手の台頭で押し遣られた日本国籍選手はどうでしょう。ベンチでの観戦では鍛えられません。そこで移籍を自由にして出場機会を得られる様にすれば、この問題は解決するのではないでしょうか。出場機会を得る為に移籍するも良し、レギュラーを取り返すべく必死で練習するも良しです。枠のお陰でお膳立てされて出場していた、こう言っては何ですが今までぬるま湯に浸かっていた選手にとっては厳しいですが、その厳しさこそが選手の秘めた力を最大限に発揮させる原動力に成ってくれると思います。
 こうすれば、リーグ全体のレベルが底上げされて、トップリーグで試合に出るだけで選手は自然と強化されて行くのではないでしょうか。これが何に置いても一番の強化策だと思います。

 しかしそうして玉突きの様に移籍選手が下がって行くと、トップリーグ下のリーグ(トップイースト11、トップウエストA、トップキュウシュウAの3リーグです)に選手が流れていきますが、そこは問題が大有りです。


2007-06-03 12:45  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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