ジャパンラグビー 桜が咲く時 （１０６） [ラグビー]
アジアン・ファイヴ・ネーションズの花園での観客動員数は４５２６人。これは、どうでしょうか。日本代表の試合で、この程度の集客では満足出来るはずがありません。楽に勝てる試合だから、見に行く必要も無いからこの数字だったのかも知れませんが、やはりお寒いです。
しかし、それ以前に日本代表の試合が地上波での放送が無いと言うのはいかがなものでしょうか。私は何とかＪ ＳＰＯＲＴＳさんが見られる環境ですが、そうでない方も多くおられます。経済的問題も有りますが、環境の問題も有ります。かく言う私も、南向きの窓が無いので、アンテナが立てられず、地元ケーブル局で見ているのですが、２００３年はＪ ＳＰＯＲＴＳ３だったかの取り扱いがなく、ワールドカップの肝心の決勝戦での、小林深緑郎氏の涙に出会えたのは、ずっと後の再放送でした。そうした人達に、日本代表のラグビーを楽しむ機会を奪って良いのでしょうか。Ｊ ＳＰＯＲＴＳさんとの契約がどう成っているのか知りませんが、チームの公共性を考えるならば、社会的弱者への配慮だって必要です。
どうしても、Ｊ ＳＰＯＲＴＳさんが地上波での放送に難色を示すのでしたら、せめて録画での地上波放送をお願いするのはどうでしょうか。深夜なら、放送の時間も融通が利くのではないでしょうか。それに、生中継はＪ ＳＰＯＲＴＳさん優先と住み分ければ、納得もしていただきやすいのではないでしょうか。
協会は地上波への売り込みを粘り強く行って欲しいです。その為には、日本代表に限らず、トップリーグのチームでも、もっと公共性を高める取り組みを積極的に行わなくては成らないでしょう。日本の他のどのスポーツチームよりも、地元に愛され、地元に有形、無形で貢献しているチーム作りが求められます。手始めに、大々的なチャリティマッチをしてみてはどうでしょうか。
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